6 -> 12
iPhone各世代の発売年を詳しく追いかけているわけではないが、ざっくり1年に1世代更新されている印象がある(6世代まではsモデル含めてきっちり年1更新だった。)ので約6年ぶりの新調なはずだ。(*) 3、4、5、6と世代毎に乗り継いできて以来、6をかなり引っ張ってきた。
(*) なぜかiPhone6 を入手した記事を書いておらず、記録がない為購入時期が曖昧。
Apple StoreでSIMロック版(キャリア版)のiPhoneが購入できるのはご存知だろうか?しかも実店舗で購入する場合、8000円の割引が適応される。(2021年1月時点)
今回はキャリア変更なしの機種変更なのでキャリアショップで購入するメリットはあまりない。端末一括購入の場合は即 SIM ロック解除が可能とのことで、総合的に考えて Appleストア実店舗でSIMロック版を購入することにした。時期的に実店舗訪問は躊躇したものの、Apple Storeであれば感染対策も万全だろうという安心感も理由の一つであった。
キュートなスタッフに懇切丁寧な相手をしてもらい、楽しい買い物をして短い時間で品物をゲットできた。マスク越しでも笑顔が素敵だったkasumiさん@Apple Store、どうもありがとう。
新しい機種はiPhone12 256GB。
Maxは普段使いには大き過ぎると判断し最初から選外。Mini は手に持つサイズ感がしっくりくるが画面が思いの外小さく感じてしまい選択から外した。
Apple 製品は白じゃなきゃと言っていた時代はとっくに昔。本体色はブルーにした。飽きがこない落ち着いたかっこいいブルーが気に入った。合わせて少し燻んだネイビー色の純正シリコン製ケースもゲット。手触りが良く、程よい抵抗感がグリップになってホールド感がナイスである。もちろんMagsafe対応である。勢いで MagSafe 充電器もショッピングカートに投入。
ステンレス製フレームを表裏ガラス面でサンドイッチしたフラットなデザインは好感が持てる。iPhone5 の時にも気に入ったデザインだ。見た目もさることながら、エッジが立った端面は持った時の安心感がある。6から幅がサイズアップした今回、ますますその安心感を求めてしまうだろうからこのデザインは良かった。
データ移行はクイックスタート機能を使って iPhone 間で直接移行させた。iPhone同士をかざして認識させるとWiFi 経由で旧iPhoneから新iPhoneにデータや設定がほぼ全部自動的にコピーされる。100GBのデータ移行に約40分掛かり、一瞬で終わった Apple Watch のクイックスタートに比べると時間的な感動は少なかった。ただ、全自動かつ写真や音楽データ、アプリや設定、アカウント情報のほぼ全てのデータがほぼ完全に移行された点は感激したと同時に悪用されたら恐ろしい機能だと少々怖くなった。今のところアカウント再設定を要したアプリは銀行系のアプリ1つだけ。SNS、メールのアカウント情報やスタバカードなどのプリペイドカードまで完コピされていた。なお、Apple Watch の連携がが引き継がれなかったのは意外だった。
ちなみにクイックスタートは iOS12.4以降のOS同士で使える機能らしい。自身の旧端末は iOS 12.4.9 が搭載されていてギリセーフだったので助かった。
使い始めてしまえば、それはいつものiPhone。
幅が広くなった分、右手だけの操作が厳しい場面が少し増えて両手操作が増えた。また、今回(自分にとって)新しくなったホームボタンがないユーザーインターフェースは慣れが必要だ。カメラに色々機能が搭載されたようだが、追々試してみるとしよう。スクエアモードがなくなったのは不便。よくも悪しくもそれ以外は感激も混乱もなく、今まで通り使えている。
iOS14 の特徴と言えば自由配置できて種類も増えた Widgetと App Library。App Library 自体まだ使っていないものの、これがあるせいでホーム画面はかなり整理できた。その分空いたスペースにWidgetを追加して遊んでいる。
今回最大の感激は大幅な処理速度アップだ。
6世代前の端末を騙し騙し使っていた身にすれば、最新機種がサクサク動作する様は感動ものである。このアプリはこんなに速かったんだ、といちいち感動している。ウェブサイトのロードが永遠にかかり、アプリは数回に一回立ち上がらず、数日に一回システムが突然ダウンしてリセットする日々からすれば、快適・天国の一言に尽きる。ストレスからの開放が新調の一番の目的だったので、その点では充分目的達成である。