2月初旬、都心でも気温が一桁台な節分の日の車中泊には少しでも暖かい場所を求めて房総半島を目指した。
昨年トイレ休憩の為だけに立ち寄った「道の駅 保田小学校」を改めて訪問してみることにした。
この道の駅、少子化による廃校を迎えるまで126年続いた保田小学校が2015年に名前も校舎も残したまま道の駅に生まれ変わったという趣のある施設である。
校舎をそのまま活用しているだけではなく教室で宿泊が出来たりや昔ながらの給食を食べることができたりと小学校をそのままテーマにしている。
到着すると、昨年はなかった第二駐車場が新設されていた。車の出入りも少なくスペースに余裕がありそうなのでそちらに入っていくと新たな施設が出来ていた。
「道の駅 保田小附属ようちえん」はもともと保田小に隣接していた旧鋸南幼稚園を再利用して2023年秋に拡張された小学校に併設された新しい道の駅とのこと。
敷地は小学校と一体化されているので自由に行き来ができる。
人や車の行き来があまりなさそうでトイレに近い駐車スペースが見つかったのでそこに落ち着く。
居住空間の準備が終わった夕方5時ごろ、車を出て施設を散策していると飲食店は早々と閉店し始めている。
急ぎ一周して迷った挙句、ここは肉より魚と決め「里山食堂」で夕食用のアジフライ弁当をテイクアウトした。
新たに車載した電子レンジを本格的に使う初めての車中泊で、フライ弁当を買ったのも半ばレンジを使いたいがため。
弁当の温めはもちろん、マグカップそのままで瞬時に湯沸かしが出来て利便性は思惑通り。便利過ぎて今後他の火器を使って調理しなくなりそうで怖い。
消費電力も一昼夜でECOFLOW EFDELTA 1300で20%程度の消費で済んだ。
一、二泊であれば無充電でいけそうだ。
道の駅は人里離れた場所でもないのでテレビの感度も良好。
この中華製10"型携帯テレビに付属している短い携帯アンテナはベースに磁石が付いているので車外(ボディ)に簡単に付く。
電波感度がいいところを探りながらアンテナを"車体設置"するのが車を停める場所を確定した後のルーチンになっている。
この日は食後にテレビを観ていたら眠くなったので早々に就寝モードに移行。
施設が閉館するまで流れている構内BGMも鳴り止むと車の音なども聞こえず周りはとても静かになる。
ただ、ここの頭上は成田空港への着陸アプローチのフライトパスのようで周りは静かなものの上空が少々うるさい(苦笑)、しかしそれも最終便までの話。
それに入れ替わるように夜半から雨がしとしと降ってきて屋根に落ちる雨音が明け方まで続いたが概ね熟睡できた。
夜中トイレの為に外に出てみると周りにはキャンピングカーが多数停まっていた。
翌日は「南総城山温泉 里見の湯」で朝風呂。風呂も広く設備がキレイなので昨年のリピート。(入浴料こんなに高かったっけ?)
昼過ぎまでゆっくり浸かった後、海鮮丼を求めて「とみうら亭」へ。海鮮丼はもとよりあおさの味噌汁が香り高く美味しかった。
デザートには館山市にある須藤牧場の特製アイスを使ったミルクシェイクを牧場直営店にてゲット。
この須藤牧場のアイスを使ったシェイクを提供する飲食店が参加する「房総 生シェイク祭り」が開催中らしい。
お土産に買った落花生巻き(クッキー)が美味しかった。
行き帰りに寄った市原サービスエリアは椰子の木だけではなく看板も南国(アメリカン)な雰囲気。
VW Type2バスを発見。並べてみると旧車の割には幅広だということがわかる。3ナンバーらしい。
追伸:ここまで来たらと少し足を延ばして房総半島の最南端にも一応行ってみた。
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