Palm, Incの発表によると、PalmOS搭載デバイスはもうこの先リリースされないとのこと。
タッチパネル、アプリボタン、PCデスクトップソフトウエアとの同期など、今のスマートフォンに至るPDAの道筋を敷いたOSだったといっても過言ではないんじゃなかろうか。Graffiti入力は独特でありながら直感的で覚えやすかった。iPhoneにも通じるシングルタスクのOSはキビキビと動き、組み合わされたデスクトップ側のオーガナイザ、Palm Desktopもシンプルで使いやすかった。
Treo以降のデバイスには手を出さなかったが、Palm Pilot、Handspring Visor、Sony ClieとPalmOS機をしばらく使ってきた身にはちょっと寂しいニュースだ。そういえば初代Palm Pilotは今はなきUS Robotics製だったな。懐かしい。
一時はライセンシーも増えて活況だったんですがね。残念です。
Palm社の新WebOSも気になるけれど、そもそも旧Palm6だったALPはどうなるのか、怖いもの見たさの興味があります。
ALPってPalmの思想(Zen of Palm)に則った、Palmアプリ用エミュレータが搭載されている実際はPalmOS実はLinuxなんですよね?あれも携帯向けとかでもろにバッティングしますね。
PalmOS機が出ないということはALPもということなのでしょうか?Palm IncとPalm Source(ACCESS Systems)の関係は不思議です。