以前の記事でiPhoneについて、「いわゆる"携帯電話"を期待している人にはワンセグも絵文字もないiPhoneの魅力はピンとこないはずだ。」と書いたが、ソフトバンクも同様に考えていたようで、きちんと手を打ってきた。
- ワンセグ対応
- 絵文字対応
- 拡張電池
- ソフトバンク所有の公衆LAN回線の無料開放
ワンセグ機能も脱着式電池も有さないiPhoneには、ワンセグ付き充電用電池ユニットという新規ハードウエアによる機能実現は仕方ない一方で、苦肉の策にも見える。その分、ソフトバンクがiPhoneに力を入れているという表れにみえる。
動画をWiFiで無線伝送させるという工夫でそのハードウエアを意識させずに他のワンセグ内蔵携帯と同じような視聴環境を提供できるか、がポイントになる。ただ、電池のことを考えると個人的にはピギーバック方式にして欲しかった。線で繋いで充電するというのはどうにも面倒くさそう。
BBモバイルポイントへの無料接続はおそらくiPhoneの膨大なデータ通信を携帯回線と公衆LANに分散して、携帯回線の帯域を確保するための施策だろう。意図はどうであれ、高速通信が手に入るのはうれしい。
絵文字については以前からiPhoneの情報サイトで新しいファームウエアv2.2のベータ版に含まれていると噂になっていたが、正式にアナウンスされたということになる。自身あまり使わない気がするが、受信メールの絵文字が文字化けしなくなるのは嬉しい。
さて、ちょっとは女子高生向け携帯に近づいてきたか?
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