Cycle Oregonの期間中、毎朝朝食の列に並んでいると配布されるのがCycle Oregon発行の新聞 : Cycle Oregonianである。A5サイズ程度の紙面で8ページの小冊子には、その日のコース説明、天気予報、食事のメニュー、前日のライド写真、当日晩のキャンプサイトでの催し物、期間中の出来事の特集記事といった内容に加えて最後のページには参加者が投稿できる三行広告(メッセージ)欄まで掲載されている。
察しのとおり、天気予報や前日の写真、それに参加者参加型の三行広告(メッセージ)欄があるのだから、この"新聞"はイベント前にあらかじめ用意されているものではなく、毎日(どこかで)編集されて、印刷準備されるものなのだ。素晴しい!
毎朝6時頃、寒い中食堂テントで朝食を食べながらこのCycle Oregonianに目を通しては、あーだこうだと会話するのが期間中の日課になっていた。これから走るコース内容を推測しながら一喜一憂(「"gentle"なclimbingって一体どれくらいなのよ?」「meandering streamsって何?」「今日はelkやcoyoteに会えるらしいよ、SAGワゴンに乗ったら見れないぞー」とかとか。)したり、昼食、夕飯のメニューで盛り上がる(今日もチキンがおいしそうだからvegitarianの看板を下ろそう、とか)といった会話を交わしながらコーヒーを啜っていたのが早くも懐かしい。
個人的には三行広告を好んで読んでいた。期間中に誕生日や結婚記念日を迎える人へのお祝いメッセージはもちろん、個性的で思わず笑っちゃう求人広告もあり。
・「帰りにポートランドまで乗せて行ってくれる人いる?」→ヒッチハイク求人
・「オレはテントに飽きた、モーテルに泊まるけど、テントいる人いない?」→テントサービス売買広告
・「今晩酒飲みながらポーカーやるヤツいない?」→酒飲み友達募集
・「自転車整備してくれる素敵な男性とhook upしたいわ」→求愛!?
・「オレが一番落ち着くのはblue roomだぜ!」→自己主張
等々。
期間中に立ち寄ったUkiahという街は街名を逆に読むとhaikU...「俳句」と読めるということで、紙面上で俳句コンテストも行なわれた。
英語の俳句がどういうものか、見てみたい人は、直接Cycle Oregonianを覗いてみるべし。
Cycle Oregon 2006日記は「うさこのごはん」にて公開中 - http://ta.atnak.com/blog/archives/bicycle/cycle_oregon_2006/
あ、カニ帽子発見。
ってよく見たら違うなぁ。失礼。
???