ロサンゼルスで自転車を借りてVenice Beach周辺を走った時にサイクリングルートと位置づけられた一般道にはBike Laneが設置されていた。ハワイ(オアフ島ホノルル、カピオラニ公園付近)同様に左から自動車通行区分、バイクレーン、その右側に(自動車の)路上駐車帯という配置になっている。路上駐車がきちんと行われていて自転車がレーン内を走行していれば開いたドアにはぶつからない程度余裕を持って路上駐車帯は幅がとられていた。違法、合法にかかわらず路上駐車車両(のドア、飛び出し)から自転車を守るには道路最右端ではなく、路上駐車分だけ中央にバイクレーンを配置するこの構成がやはり一番安全なのかなと思った。無論このような"贅沢な"バイククレーンは幅がある(アメリカの!?)道路だから簡単に実現可能なものかも知れない。もっともアメリカの全ての幅広道路にバイククレーンがあるわけではない。ただ、サイクリングルートとして指定された道路には大概Bike Laneが設置されているのだ。
New York・Manhattanのサイクリングマップには道路による自転車走行の適(推奨)・不適(非推奨)が記されている。そして「適」(推奨)の箇所にはBike Laneがあったりする。
東京の道路へのBike Lane設置に向けた第一歩は、まず自転車走行に適した一般道の洗い出しなのかもしれない。(それがルートとして都かどこかにオーソライスなんかされれば理想的なんですが)Venice BEach,New Yorkで自分が自転車に乗る際、真っ先に求めたようなサイクリングマップ東京版(都内一般道の自転車走行適・不適マップ)が欲しいものだ。
バイクレーン@LA
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