コンパクトクランク(Sugino Cospea)を取り付けてから試走していなかったAir Fridayで水曜日の晩に近所を走ってみた。
フロントインナーがとても軽くなった(38T→34T)のは体感できたが48Tになってしまった(?)フロントアウターが軽すぎるかどうかは近所の"散歩"ではわからなかった。それまではアウター・ハイ(リアの重いギヤ)をもてあましていたので軽すぎることはないと思うのだが。
もう一つの心配であったフロントディレーレーラの変速は少々シビアになった。アウターからインナーへ、すなわちチェーンを落とす分には問題ないが、インナーからアウター、すなわちチェーンをアウターに引っ掛けるのが厳しくて変速に失敗するのだ。実はアウターチェーンリングの小型化に伴い本来はフロントディレーラを下げて位置調整する必要があるのだが(so it says...)、実はAir Fridayのボトルケージ用ダボが邪魔をしていてディレーラの位置を下げることができない。これは交換前にわかっていた上での取り付けだったゆえに、心配事ではあったのだ。走っては調整を繰り返した結果、up変速は安定してできる調整ポイントは見つかったものの、今度はSTIの操作に気をつかわないとチェーンはずれが起きるようになった。
もう少し大きいアウターチェーンリング(たとえば50T)であれば問題ないのかもしれない。まぁフロントの変速はそう頻繁に行うものではないのでしばらくこれで走ってみようと思う。
ソフトライドと加速にペダリングの軽さが加わってますます楽チン度アップである。もっともAir Friday本来の意図された(パフォーマンスバイク)と違う方向性の気もする。なんかせっかくスポーツカーを買ったのに乗りこなしが大変だからってデチューンしているような、そんな気分もしなくもない。(苦笑) 何せエンジンが非力だからね。