プロ野球選手会がストライキ入りする。交渉事には双方の主張があり、それぞれの事情もあるので盲目的に選手会を応援していたわけではないが、先週から今週にかけての球団代表側の交渉態度を見ていて野球機構側にはすっかり失望してしまった。経営権を振りかざして選手会側の主張を余計な口出し扱いし、一切要求を受け入れない球団代表側の態度は時代錯誤もはなはだしい封建的な体質を露呈した。また記者会見で棒読みされた(予め用意されていた?)声明文も一方的に選手会側を悪者扱いして責任転嫁する内容で野球機構側の幼稚さが目立つものに思えた。子供のケンカじゃないんだから・・・
そもそも選手会側との話し合いをのらりくらりとかわして先週話し合いを持ったと思えば中途半端な回答で選手会側にヘンな期待をさせてストを延期させた機構側、このままシーズン終了まで上手くごまかし時間稼ぎをしてストを事実上回避しようとしていたんじゃないだろうか。
書いたことは全て想像や推測であり証拠はないが、自分が日本野球機構、球団代表側にそういう最低な印象を持ってしまったことは紛れもない事実である。あの人達は自らイメージダウンを演出していることを認識しているのだろうか。プロセス悪過ぎ。
当初半信半疑であったスト突入には今は大賛成。野球を見たいのは確かだが、より良い未来のプロ野球への産みの苦しみは必要。前時代的球団経営(態度)のウミを出すいい機会だと思う。
ガンバレ古田!
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