発売二日目に届いたフィリップス ヌードルメーカー HR2369-01を使い、早速自家製パスタの製麺に挑戦。生地をこねるステップと製麺ステップの二段階からなる麺作りを自動的に行い約10分で生麺が出来上がるとの謳い文句だ。その手軽さを実証すべく平日の夕食、しかもパスタを茹でる直前に製麺してみる事にした。
そろえた材料(小麦粉)をヌードルメーカーの容器に投入して水分を注ぎながら機械のスイッチを入れると早速こね動作が始まり、あとは麺が出てくるのを待つだけである。
粉をこねている様子
コシに応じて設定可能なこね時間が経過後、動作モードが自動で製麺モードに切り替わりいよいよ製麺がスタート。
製麺用のキャップを通して生地が押し出され麺となって出てくる。適切なタイミング(長さ)で切るのは手動ゆえここはタイミング良く切るコツの習得が必要だ。
製麺の様子
製麺が終了に近づくと、製麺用の羽根(モーター)が正転と逆転を繰り返して容器内に生地の残りがないよう全て製麺しようとする工夫がなされている点が感心だ。これによりこねた生地はほぼ全量をキレイに製麺してくれる。
モーター部から容器や製麺シャフト(羽根)は取り外し可能で使用後の清掃も簡単だ。
製麺結果
製麺直後に茹でる生パスタはやはり美味しい。コシもあり生麺独特の香りと触感を手軽に味わえるのはちょっとした贅沢気分を味わえる。
以前手動式のパスタマシーンを汗かきながら力尽くに回してパスタをひねり出していた苦労を考えるとほぼ自動で生麺を作ることが出来るのはステキなことだ。
生地をこねるにせよ、固い生地を押し出して製麺するにせよかなり大きなトルクを要するはずで、モータがそれなりに頑張っている音がするものの、想像以上に静かで振動も少ない点は家庭用の製品としてよく考慮されていると思う。モーターの耐久性は気になる。
まずは王道のパスタを試してみたが、果たして蕎麦やうどんは如何に。