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Pioneer RakuNaviLite AVIC-MRZ90G

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装備が質素な傾向の欧州ベーシックコンパクトであるPoloには余分なギミックもあまり付いてなく、インパネ上のボタン数も大した数がない。典型的なギミック好きな日本人である自分はきっとそれでは飽きるだろうという読みがあったのと、今まで使ったことがないカーナビをそろそろ一回使ってみたいという願望があって、今回Poloにはカーナビを付けた。

ナビゲーションデバイスといえば最近では脱着式のPND(Portable Navigation Device)が流行っていたり、ガジェットフリークには魅力的なiPhone用カーナビアプリケーションが存在するが、今回はある程度本格的なカーナビシステムを使ってみたいのとAVシステムを兼ねて地デジのテレビも装着したかったこともあり2DIN式の据付け式ナビシステムを付けることにした。

2DINサイズ、オーディオシステムを兼ねるので音質がいいこと、ワンセグではなくフルセグチューナーが備わっていること(我が家はテレビっ子)、メモリナビ(予算、そしてHDDナビは信頼性NGの噂が絶えないので)という条件で探して、店頭比較と過去車にオーディオユニットをつけた際の好印象からパイオニア製のメモリーAVナビシステムRakuNaviLite AVIC-MRZ90Gに決めた。
なおフォルクスワーゲンの場合、車との連動性が強いRNS510という純正ナビが定番らしいのだが、Poloにはその設定がなく社外品しか選択の余地がなかった。(11年モデルからは選べるとか??)

社外品なので通販で購入、ディーラーに持ち込んで装着をお願いしたところ快く対応してもらえた。以前自分で取り付けを行ったこともあったが、今回は気力が沸かず。歳か、とほほ。

なにしろ初めてのカーナビなのでナビ機能自体の相対的な良し悪しはまだ判断できないが、当初はルート案内に逆らってばかりでお飾りになるかなと危惧していたのだが、思っていたより便利に使っている。もっとも現時点ではルート案内よりも現在地確認と店舗検索、それに渋滞情報入手を多用している。ルート案内は今後もあまり使わない予感がある。店舗検索は何がすごいかというと検索できる店舗の種類の多さだ。ガソリンスタンドやデニーズ、それに有料駐車場はもちろんのこと、最寄のユニクロまで検索できるのにはちょっと驚いた。(いまどき当たり前なのかもしれないが)この勢いで、いずれはスターバックスも検索対象に加えて欲しいものだ。なおパイオニアのサイト経由でダウンロードされるマップデータはSDカード経由で更新できるようになっている。(これもいまどきのメモリーナビでは常識らしい。)
8GBという本体搭載メモリ容量はHDDナビの40GB超に比べると貧弱で、搭載できる地図データ量も少ない。それはの地図表示画像の荒さやbird eye viewの描画の荒さ(建物は立体描画されず)に現れる。ただ、店舗で見比べると差は顕著であるが慣れてしまえば特に問題ないしナビに影響を与えることはない。どうしてもキレイな地図を表示したかったり立体表示にこだわる人はHDDナビを選んだ方がいい。

とまぁナビ機能について書いたものの、初めてカーナビを使う人がナビを語っても大して参考にならないだろうからもう少し使って勉強するとして、本題はここから。

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AVの機能の充実ぶりにとにかくビックリなのだ。
まず地デジがデータ放送に対応していて、ちゃんとデータ放送画面を表示するのだ。また電波の入り具合に応じてフルセグとワンセグをシームレスに自動切換えするのは重宝する。
iPodコネクタを接続することが出来てiPodの再生を行うことができる。iPodの制御は当然カーナビの画面から行うことができる。コネクタをグローブボックスに出してもらったので、これは便利と未使用だったiPod nanoにたんまりと音楽データを入れて、接続した状態でグローブボックスに放り込んでいる。先月まで我が家では現役だった、6連装CDデッキをトランクに搭載していた時代は世の中ではとっくに終わっていたらしい。
想像以上に便利に使っているBluetooth機能も挙げておきたい。AVIC-MRZ90GはAVプロファイルをサポートしているので持ち歩いているiPhoneの音楽再生が可能だ。車に乗り込むと自動的にリンクが樹立して音楽ソースとしてiPhoneを選ぶことが可能になる。iPhoneのコントロールはナビの画面から行うことができ、iPodと同じカテゴリ表示、タイトルリスト表示が可能である。そしてアルバムカバーまでちゃんと表示されるのですよ奥さんっ!無意味にステキ。
MRZ90GのBluetoothはさらにハンドセットプロファイルをサポートしているので、電話通話を車載スピーカーとナビユニットに接続したマイク経由で行うことができるのだ。俗に言うハンズフリー通話ってヤツだが、ピンマイクは屋根の室内灯の裏に配置してもらったので、ヘッドセットもピンマイクも装着しない、完全フリーな状態で通話ができる。
しかもiPhoneのアドレスリスト(連絡先)が画面に表示されるので、ダイヤルもナビ画面から行うことが出来てiPhoneをポケットの中に入れたまま一切の操作を行うことが出来る。この完全ハンズフリー通話は経験なかったのでちょっと近未来チックな新鮮な感覚を味わうことが出来る。ただ掛かってきた電話は車内に丸聞こえなので、電話を掛けてくる際はご注意!?の程。
DVDの再生はもちろんサポートしているのでオーディオ代わりにもっぱらコンサートライブのDVDを再生している。7バンドのイコライザーが付いていて好みの音質も作り放題である。

まだ押していないボタンが幾つもありそうなので当分楽しめそうである。ギミック好きにはたまらないオモチャを車載してしまった。

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このページは、@nak(あ)がSeptember 4, 2010 12:00 AMに書いたブログ記事です。

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