芸能界のカレーオタクで有名な松尾貴史がカレー店を出した事をテレビで知り、一度訪れてみたいと思っていたが念願が叶った。cafe般゜若はカウンター席のみ10席弱のこじんまりとしたかわいい佇まいの店は開店直後にもかかわらずほぼ満席だった。だからといって行列が出来るほど混雑しているわけでもなく、ちょうどいい雰囲気で好印象。駅から少し離れたところにあるのがいいのだろう。
限定食で売り切れることが多いらしい、カツカレーを注文した。
スープカレーほどではないものの、スープカレー"っぽい"さらさらしたルーはスパイスがしっかり効いていてして、辛いだけの辛さではなく、しっかりしたスパイシーな辛さ。たっぷりのタマネギのとろみが効いているのもスープカレーっぽくない要因か。薬膳カレーのようでもありつつ酸味も効いている。クローブが効いているからスパイシーにもかかわらず爽やか。そして卓上にはなんとナンプラーがおいてある。(元の味を崩すのが勿体無くて試さず)
麦飯の上には3種類の付け合せ...キャベツ、ザワークラウトとトマト風味?のペーストが添えられていて、これをルーと絡めるとそれぞれ違う味を醸し出してまた美味しい。
揚げたてのトンカツは脂が少ないもののジューシーで薄い衣はサクサクと食感がいい。
いい意味で裏切られ、食べ終わった後にはなるほど!と大納得して病みつきになるカレー。一口ごとに計算しつくされていることを実感するカレー。その計算によってスープカレーとインドカレーのいいとこ取りがされている。普通のスープカレーやインドカレーを望んでいくと裏切られるオリジナリティ。
リピートしたいカレー屋さん発見。- cafe般゜若 - http://pannya.jp/
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