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Cycle Tokyo!の東京ガイド

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091008guide1.jpgCycle Tokyo!(http://cycle-tokyo.cycling.jp/)という名前で東京を訪れる海外サイクリストへの東京サイクリング情報を発信している。様々な問い合わせがある中で、活動の一環としてリクエストに応じて英語をしゃべりながら都内を一緒に走るガイドライドを行っている。

2009年年初は不景気を繁栄してかほとんどガイドのリクエストがなかったものの、夏から急に増えてきて、終わってみれば過去3年の中で一番多い数のガイドを行った。今年はガイドを手伝ってくれるメンバーが増えて助かった。
春先にはCycle Tokyo!として初めて違う国から来た2組のゲストを一緒にガイドする機会があって賑やかなガイドが行われた。
7月にはBradさん一家総勢7名を半日ガイドした。7才の末っ子さんからキュートな女子大生、新婚さんの長男夫婦も参加した賑やかな都内ポタだった。7才は今までガイドした中では最年少だったが、頑張って走ってくれたね。「おーい注目!」と家族みんなを統率するアメリカンなお父さんの威厳がステキだった。
10月初旬にはドイツの好青年でリカンベントライダーであるLaresさんと都内を走った。Speedmachineで東京から九州を走破すべく来日した彼にとって我々との一日は日本の交通事情を把握しがてらのウォーミングアップだったのだろう。日本縦断するだけの脚力の持ち主だけあって道に慣れてきたら煽り気味に追走されたのにはは参った。日本全図に線を引いたようなおおざっぱな旅程で日本を走破しようという楽天家ぶりに人の大きさを見た。
10月末にはJapan Cycle Tour参加のため来日していた日系カナダ人Maruyamaさんを一日ガイドした。我々スタッフも訪れたことがない、赤穂浪士が葬られている泉岳寺に行きたい、あとは自転車屋巡りをしたい、という明快なリクエストに応じて、オリジナリティ溢れるルートのガイドとなった。
その二日後にはイギリスのCeliaさんPaulさんと一緒にゆったりとポタリングガイドを開催。徹底的に魚が嫌い(カツオぶしもダメ)なガジェット好きPaulを冷やかしながら、月島でもんじゃを食べた後に「ロボットを買いたい」というリクエスト!?に応じて秋葉原まで連れて行った。
12月には変り種のガイドとして、とある海外メーカーの市場調査に付き合って、自転車屋を巡りながら東京のサイクリング事情を紹介して回った。あのメーカーがこの先調査結果をどのように活かすのか、とても楽しみだし、役に立てたとしたら嬉しい。
ポートランドから来日した好青年とは自転車なしで食事をしたり、ガイド当日に待ち合わせをすっぽかされたこともあって、番外編も多い盛りだくさんな一年だった。

残念だったのは、基本的に週末しか対応できないスタッフの都合で毎年ガイドリクエストを7割方断らないといけない状況が、今年も例に漏れず続いたこと。残念だ。

外国からのビジター視点で見る東京の印象には我々が気付かないことも多く、いつも新鮮さを感じたり教えられたりで興味深い。それに世界中に知り合いができるというのは単純に面白いと思う。そういった異文化コミュニケーションの面白さが活動の原動力となっている。

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このページは、@nak(あ)がDecember 30, 2009 11:24 PMに書いたブログ記事です。

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