<- [Previous Article] [Next Article] ->


ガス抜き 6/25

| コメント(0)

臓器移植法改正案。目的と趣旨には一定の理解を示す。その上で、人の死を法令として統一的に定義しないといけない人類の歩みにちょっと悲しさを感じる。人が死ぬ瞬間の定義は残されたものの、様々な主観に任されるのが本来人間らしい姿なのではないか。
採決において各議員の死生観にかかわるとして、多くの党が党議拘束を掛けず、個々の議員に判断を委ねるような性質の議案案件を多数決で統一定義してしまうプロセス自体に不自然さを感じる。もうひとつ、死の定義と移植条件という異なる事案が組み合わせで一案になっているのも理解できない。


路上喫煙。引っ越し先(世田谷区)で残念に思うことの一つが歩行禁煙文化の浸透の低いこと。老若男女問わず歩行喫煙があまり抵抗なく行われている環境は嫌煙家にとって不快であり前時代的に感じる。なんとかならんかい世田谷区さん。今になって思えば以前済んでいた川崎市の方が、路上禁煙は浸透していた。路上喫煙禁止条例が施行されているせいもあるのだろう。川崎にいたころも時々歩きタバコに文句をつけていたが、今に比べればマシだった。引っ越した後にわかる旧居の良さ。


無法な自転車が多い今日この頃。自転車人口が増えるのは喜ばしいことだが、法規を無視してリスキーな走りをしている自転車が多いのは悲しい。自転車は道交法を守る必要がないと思い、それが利点だとすら思っている人がかなりいるのではないか。そのような趣旨の発言をするバカモノにも遭遇したことがある。車道逆走と信号無視は交通インフラで共存するための最も基礎的なルールの違反であるが、それすら守れない人間を配する自転車人口には、残念ながら交通システムの中で自転車の権利主張の資格はないと思う。自転車人としては悲しいし、ドライバーから見れば都合がよすぎる。あと、「ヘルメット非装着+フィックスド(ピスト)+ブレーキ非装着+路上走行」な皆さん、貴方たちはギャンブラーに見えるが、決してカッコ良く見えない。はっきりいって私は自転車にも免許制と反則金制度を設けてもいいと思う。


総裁候補を出馬要請の条件に挙げた東国原知事にマジメに反応している自民党が痛い。


最近90年代のF1(総集編)を、ビデオからDVDに変換しながら観ているが、実に面白い。理由を考えるに、マシン性能が勝負の大きい要素を占める現代F1に、セナ、プロスト、マンセル、デビューしたてのシューマッハなどが人間臭いレースを展開してくれていたからだと思う。それにしても90年初頭、F1人気絶頂時の総集編(byFUJITV)はなんと4時間超え!今は確か2時間弱。

コメントする

このブログ記事について

このページは、@nak(あ)がJune 25, 2009 12:55 AMに書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「Fukitorimushi」です。

次のブログ記事は「MJよりFF」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

アーカイブ

アイテム

  • 20240316yamanashi1.jpg
  • 20240316yamanashi2.jpg
  • 20240316yamanashi3.jpg
  • 20240316yamanashi4.jpg
  • 20240316yamanashi5.jpg
  • 20240316yamanashi6.jpg
  • 20240316yamanashi7.jpg
  • 20240316yamanashi8.jpg
  • 20240316yamanashi9.jpg
  • 20240316yamanashi10.jpg
OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 8.0.3