2009年のF1はオーストラリア、マレーシアと2戦が終わって、BRAWN GPとTOYOTAが一歩、いや二歩くらいリードしている様相。
奇しくもこの2チームは今年の車両規定(の解釈)をめぐって、車両規定違反ではないかと他のチームから抗議されている。リアディフューザーのデザインが車両規定違反だというのが抗議の内容なのだが、リアディフューザーの形状だけで他チームをラップするほど歴然とした差が付くのだろうか?
RENAULTあたりが第3戦の中国GPから2チームに似せた2段ディフューザーを搭載してくるというから、そこで効果の程がわかるだろう。
今年の車で注目しているのがサイドポンツーン後方の形状。車両規定の影響か、今年は造形が美しい車が多い。特にRENAULTとFORCE INDIAのそれは曲線が美しいと思う。まぁ例年も大体シーズン当初は各チーム共に車体も美しいのだが、後半になるにつれ角やら羽根が付いてきて美しくなくなるのだが。
それにしても今年の出走はおろか存続すら危ぶまれていたチームが開幕2連勝するとは思いもよらなかった。チーム存続が決まった直後のテストでは圧倒的な速さを見せていたが、それをそのままシーズンに持ち込んできている。旧ホンダが昨シーズン早々からこの車の開発に注力していた。今の速さがその成果だとしたら、ホンダがF1レース活動を継続していたならばと悔やまれてならない。
だってシーズン直前にエンジンが決まり、乗せ換えてこの速さなんだから、、、
コメントする