たい焼きの型からはみ出して焼きあがったところは魅力的。薄くよく焼けてぱりぱりしたとこあり、焼きすぎて焦げくさいとこあり、本体部分に近い部分はぼってりとした味わいありで、本体とは違った美味しさがあると思うのです。
老舗のたい焼き屋さんだとそれを切り取ってしまうのですよね。はみだし部分を切り取る専門の人がいて、植木鋏みのようなものを手に持ち、焼きたて熱々のたい焼きをくるくる回すようにしてぱちんぱちんと切り取っていく。出来上がりの見栄えをよくするという理由からかしら。
あ~ん、俺のぱりぱりが~。そのままでいいの。そのままで。
はみ出てる部分が大好きな人だってたくさんいるはず。それに、たい焼き一枚分のお値段にははみだし部も含まれているはず。だ・か・ら、所有者たる俺に一言の断りもなく切り取るたぁ、なんてこと!
もし切り取り作業を省いたとしたら、お店は専任の人を置かずに済む訳だから人件費は浮くし、お客さんも喜び、一石二鳥となるのでは。な~んてね。
写真は目黒通り沿いで見つけた「寿々屋」
by(た)・・・(あ)さんの気持ちを代弁