「おのひろきおんらいん」で取り上げられているDRM、デジタル著作権管理についてはちょうど最近面白い記事を読んだ:
・PC Watch : 「元麻布春男の週刊PCホットライン - CEATECで感じたPCと家電の温度差」
家庭内の異なるメーカーの機器がネットワーク上で接続されて、音楽や映像コンテンツを相互利用できるようにしようといういわゆるホーム(AV)ネットワークは実現に非常に近いところまできているのであるが、その実現における最後のハードルとなっているのがこのDRMなのである、という話。
マイクロソフト、アップル、ソニーをはじめとする主要なメーカーがそれぞれのDRM技術を市場囲い込み戦略の武器としている為、一本化に向かうどころかこの分野がパイ奪い合いの主戦場となっているからである。
ユーザーは著作権を意識してもその管理技術については意識する必要など本来ないはずで、データフォーマットの互換性を含めてそれらの意識をユーザーに強いるのは事情があれど、モノの作り手側に問題があると思う。
技術じゃなくて政治、、、解決方法ははっきり見えているのになかなかたどり着けないのはいつも歯がゆいね。それが世の中。
ところでいっとくさんがMP3を称して言いたかったのは「マーケットスタンダード」ではないかな。