オリンピックの男子マラソンを裏で見ながらF1のベルギーGPを観戦して夜更かししてしまった。
雨の予選の結果Renalutがポールポジションをゲットしたこと、Mclarenがここにきてやっと戦闘力を上げてきてFerrariに対抗できるようになったこと、波乱のレース展開、そして高速オーバーテークポイントであるオールージュを配するスパ・フランコルシャンのコースの面白さ、と条件が揃って久しぶりに面白いレースを見ることができた。逆にいえば今年のFerrariのブッチギリぶりによって他のレースは面白みが欠けていたということである。その強さが今回は影を潜めたということではなく、案の定終わってみれば表彰台2位、3位をしっかり確保してシューマッハは4戦残してドライバーすタイトルを確保してしまった。それにしても今レースほどMichelinタイヤの不出来が顕著に現れたレースも珍しいのではないだろうか。モントーヤ、クルサード、バトンとMichelin勢が次々とリアタイヤをバーストさせている姿はブリジストンには痛快に写ったことであろう。
ところで”裏”のマラソン男子においてコースに乱入して先頭を走るブラジルのデリマ選手を妨害したバカタレ、昨年F1のレース(どこのGPかgは失念)でコースに乱入して轢かれそうになった人物と同一人物で、”乱入”の常習犯だそうだ。画面にその姿が写ったときにF1の時と同じスコットランドの民族衣装(これは何というのでしょう?)を纏っていたのでまさか!と思ったのであるが、予想が的中した。