The Prostaff is demanding, relying you to get the ball on the sweeetspot pretty accurately, and push it off mainly with your power, whereas the Ultra Tour is more tolertant, grabs the ball and assists you with power making you feel the racket carriying the ball forward.
The Ultra Tour has more power, gives the shot an extra hop accross the net, and after it bounces on the other court.
The Prostaff has a significanlty better feel at impact...no other racket beats the Prostaff, and though the Ultra Tour is soft on the arms dampens the solid feel too much.
Both are "interesting" rackets that will be fun to switch back and forth depending on the condition.
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錦織圭の2019年使用ラケットであるWilson Ultra Tour 95と同じWilsonのフラグシップモデルであるProstaff 97を打ち比べてみた。一言でいうと、ボールを正確に捉えて自分の力で押していく高いレベルを要求するProstaff、広めのスイートスポットにボール食い込ませてボールを運ぶことでラケットの力を使うことを意識させるUltraというイメージを持った。
ラケット面積はProstaffが97平方インチに対してUltraは95平方インチと若干小さいにも関わらず、Ultraの方がスイートスポットがずいぶん大きく感じる。Ultraは多少中心を外してもある程度ラケットがフォローしてくれる一方で、Prostaffはスイートスポットを捉えたときと外したときの差が大きく、外した時はラケットがあっさり責任放棄する。
差し込まれるような球の返球やネット上ギリギリを狙うフラットドライブなどProstaffではしっかり対応しないとすぐネットに掛かってしまったり球足が短くなってしまうような場面においても、Ultraでは打球にもう一押しが加わり相手コート深くに収まるアシストを感じる。角度のついたショットやスイング軌道の短い両手バックハンドも楽に打てるのもしかり。ただそれは飛び過ぎるわけではなくしっかりコートに収まるのも好印象で、プレーヤーの実力を補ってくれる点はありがたい。
Ultraはラケットでボールを運ぶことを意識させるラケットでドライブも良く掛かり楽にコントロールできる一方で、その運ぶ意識を忘れた時やボールを叩くショットではコントロールが効かずバックアウトに繋がることが多いと感じた。Prostaffはスイートスポットを正確に捉えると同時にさらに自分の力でボールを潰していくまたは叩いていかないとボールが飛ばず、コントロールもできない。これはストロークもさることながらボレーやサーブで差が顕著だと感じた。
ストロークを受けた相手によるとUltraで打った球はネットをホップしながら超えて、さらにバウンド後の伸びが明らかに増しているとのことで、Prostaff使用時より全体的に球速が伸びている印象があるとのことだ。自分が好む軌道の低いフラット系のショットはProstaffの方がスピードが出るとは思うがあくまでもそれをしっかりと打ち込めることが条件である。今回改めてProstaffは正確性を要求することを再認識した。
個人的に最大の差を感じたのは打球感であり、これについてはProstaffの方が圧倒的に好みである。きちんと当たった時のスパーンと球が離れていく切れ味の良さはProstaffに圧倒的な軍配が上がる。Ultraの衝撃吸収機能による柔らかい打球感はラケットの特徴とのことであるが、確かに腕には優しいものの球が離れる瞬間がわかりづらく爽快感はちょっと劣ると感じた。Prostaffの打球感に勝るラケットにはなかなか出会うことがない。
色々書いたものの、交互に使ってみてもあまり違和感なく両者を仕えたのは同じWilsonだからだろうか、その点はどちらも好印象であった。