September 2011アーカイブ

TOTO in Concert 2011

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いやぁ久しぶりに痺れた。TOTO@武道館。
おじさんバンドの再来日には正直言ってあまり期待しておらず、予習もろくにしていなかった私が悪かった、ごめんなさい。このバンドの凄さをすっかり忘れていた。
凝った作曲と、それに見合った演奏テクニックが生み出すカッコよさ。Rock、Progressive、Jazz、それに民族音楽の要素まで取りこみつつ、オリジナリティを創出する唯一のバンドであることを再認識。デビューして30年以上経つが似てると思ったバンドは存在しない。
Simon PhillipsのドラムとNathan Eastのベースによりぎゅっと締まった音も厚く、Lukatherのギターが存分に暴れまわっても演奏がまとまっていたのはさすがスタジオミュージシャンだと思わせる。そしてスピード感とGrooveが最高。

今回のツアーは筋ジストロフィー(ALS)の発症で惜しまれつつ脱退したマイク・ポーカロの支援という位置づけで実質上の再結成ツアーだ。一時期はSteve Lukatherのワンマンバンドっぽい時期もあったそうだが、今回はDavid PaichとSteve Pocaroのオリジナルメンバーによるダブルキーボードと
Joseph Williamsのボーカルも復帰しての参加だ。David Paichがすぐ持ち場を離れるのは相変わらずで懐かしかった。

学生当時、相当聴き込んだだけあって1曲目のChilds Anthemからノリノリながらウルっとしっぱなしだった。 懐かしい一方で、どの曲も古さを全く感じず当時の洗練さをそのまま保っているというなんとも不思議な気持ちで2時間、16曲を過ごした。

あっという間であったが中身の濃い充実した2時間だった。もっとも締めと予想していたAfricaが10曲目で早々に出ていたときはえーもう終わり!?と焦ったが。あれも計算しつくされた演出か、余裕なのかもしれない。事実その後最後までヒット曲連発だったしな。

  1. Child's Anthem
  2. Till The End
  3. Afraid of Love
  4. Lovers in the Night
  5. Somewhere Tonight
  6. Pamela
  7. Lea
  8. Gift of Faith
  9. Keyboard Extravaganza
  10. Africa
  11. Human Nature
  12. Rosanna
  13. Georgy Porgy
  14. Stop Loving You
  15. Home of the Brave
  16. Hold the Line

懐かしさ+カッコよさ+Groove=久しぶりにかなり満足なコンサート。

ローディがやたら家庭用ビデオを回しているなぁと思ったら翌日YouTubeに公開されていた。こういうところはいまどき。

7枚目まで全部LPで持っていたが、改めてCDアルバムを男買い。


TOTO


Hydra


Turn Back


TOTO IV


Isolation


Fahrenheit


The Sevnth One

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遅いの夏の締めくくりにふさわしい、日比谷野音でのコンサート観賞。(9/19)

夕涼みにふさわしい、セミと鈴虫の合唱に包まれたウクレレサウンド。
ドラムとベースにウクレレだけというシンプルな構成とウクレレの生音というシンプルな音源が演奏を締まって聴かせていた。distortionなどの機械的な音に凝っていた2005年のDragon Tour時とはあきらかに音楽的指向が変化している点が印象的だった。

シンプルとはいえウクレレとは思えない音の厚みとBlueGrassから和音、バラードからロックと相変わらずダイナミックレンジの大きい演奏は健在。その象徴ともいえるのがソロで演奏したQueenのBohemian Rapsodyだ。

最後まで底抜けに明るいキャラクターで全力で2時間弱を走り抜けた彼のコンサートは観ていて清々しい気持ちになった。

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BABOLAT AERO STORM TOUR

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BABOLAT AERO STORM

テニスラケットを約30年ぶりに新調した。BABOLAT AERO STORM TOURというモデルだ。

これまで使用していたラケットはWilsonのPro Staff Midというモデルで、ミッドサイズラケットにしても面積が小さい85平方インチの厚ラケが登場する前のクラシックフレームラケットだ。登場してすぐに買って以来、その打球感に惚れて、現在に至るまで約30年間愛用していた。途中、もっといいラケットを求めてYONEX R-27やPrince Graphiteなどの"流行りもの"を使ってみたものの、どれもProstaff Midほどシックリいかなかった。そのうち浮気癖もなくなったかわりにProstaff Midを買い足して気がつけば4本ものProstaff Midを、ガットのテンションを変えて使い分けていた次第だ。

ガットがボールを包み込むホールド感とコントロールの良さ、強打しても飛びすぎないストローク性能がProstaff Midの気に入った点だ。一方、面の安定とパワー増大のためにフレームに重りを付けていたため重量増がネットプレイに悪影響を与えていたのは否めない。

同じ感触と性能を保ちつつ、パワーとスイートスポットの広さが増したラケットを探していたのは事実。最近のラケットを幾度か試打したことがあったものの、総じて飛び過ぎてコントロールが効かないという印象が強く、今のラケットをテニス人生終焉まで使い続けるつもりでいた。

ところが待ち望んでいたものに出会う機会に恵まれた。7月にテニスをやる機会がありBabolatのラケットを試打する機会があった。モデルはBabolat AEROPRO DRIVEというラファエル・ナダルが使用しているモデルだった。期待をせずに試打してみたところ、打球感はProstaff Midに比べると乾いた感じがするもののボールの食い付き感とコントロール性能がしっくりくるではないか。ナダル用のラケットと聞いてスピン向きと思いきや、フラットストロークも安定して打てる。いいものに出会った。

Babolatのページを覗いてみると、シリーズもモデルも大量にある。素直に試打したAEROPRO DRIVEを買うつもりでいたのだが、カタログと睨めっこの末、同じAEROシリーズでも"コントロールを極め"たAERO STORMをポチッとしてしまった。余談ではあるが、まさかAmazonでラケットを買う日がくるとは思ってもいなかった。

まだ1回しか使っていないが、試打時の感触が再現されていて一安心。いまどきの高反発ラケットなのだと思うが、そのわりには思い切り強打してもボールはコントロールされて、球足が無駄にエンドラインを越えることもない。むしろAEROPRO DRIVEに比べると少し硬いのでしっかり振らないと飛ばない。ラケットが相対的に軽くなったのでネット周りは非常に楽になった。今までボツにしたラケットで感じていた諦め感とは違い、慣れていこうというモチベーションを感じさせるラケットだ。

約30年ぶりに使用するテニスラケットを本格的に切り替える、という大事件が起きた年になりそうだ。

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