実は子供の頃からドラムを叩きたかったのだが、親には不良の楽器だと反対されてきた。しかし言われたからといって欲求は収まるわけもなく、膝、机、ハンドル、缶カラ等々を叩いて今まで生きてきた。(笑)
今年ブルーノートに何度かライブを見に行ったが、そこでカホンという楽器に出会った。Lee RitenourのライブでAlex Acuna(ds)が、そしてCristopher CrossのライブでDavid Beyer(ds)が叩いていた「箱」がカホンだったというわけてだ。
カホン(Cajon)は南米ペルーの四角い箱型打楽器であり、演奏者はその箱にまたがって演奏する。 叩く場所や叩く強さによって硬いスラップ音やバスドラのような低音と様々な音色が得られる面白そうでお手軽?な楽器らしい。
さてこのカホン、ルーツはいわばただの箱であるため構造は簡単で自作できるらしい。日曜大工で箱を作ること自体わけないが、楽器職人でもない素人が自作してもきちんと音が出るのだろうか。そもそもどんな音が出れば成功なのかもはっきりわかっていないのだ。
まぁ鳴らなきゃ踏み台かスツールになるだけだとあまり深く考えずにとりあえず材料を買ってきた。現在製作中。