先日パンケーキへの思いを熱く語る機会があった。実はパンケーキにはちょっとしたこだわりがあるのだ。その時の話+αをまとめると次のようになる。
- パンケーキは朝食である。朝食べるパンケーキが一番美味しい。
- 直径22センチ、一枚の薄さが1センチ以下ものが3~4枚程度重ねて出てくるパンケーキが(あ)的パンケーキのあるべき姿。青山「香咲」の厚焼きパンケーキのように美味しいものもあるが、厚焼きパンケーキは朝食というよりデザートのイメージが強い。
- 生クリーム、フルーツのトッピング付きもデザートのイメージ強し。やはり朝食パンケーキはプレーンである。パンケーキそのもので勝負するのだ。
- (朝食の場合)ベーコン、ソーセージ、卵類は別皿。パンケーキは単品で大きな皿で出てくるべし。
- 薄焼き重ねパンケーキの上にはバタークリームが1スクープ(半円状に)盛られているのがいい。目の前に出された時にバターが溶け始めていない(位パンケーキが熱くない)とダメ。別容器でバタークリームを出すのは(バターが要らない)他人のことを考えると仕方ないが、冷たいバタークリームを出すのは問題外。どういうこと!?ちなみにバタークリームは塩がそこそこ効いているべし。
- (100%)メープルシロップは合わない。さらさら感があってチープな感じのメープルシロップ"風"パンケーキシロップの方が美味いのだ。
- パンケーキが出てきたらまずはバタークリームを半分に分けて、半分はそのまま、残りの半分を1枚1枚の間に挟んでいく。バターはパンケーキの熱で溶かす。
- シロップはバターが程よく溶けたらかける。シロップでパンケーキを浸してはいけない。バタークリームの塩気が消えない程度に(少量に)かける。
- そしてこれが一番大事....
パンケーキは重ねたままで食べる。一枚一枚はがして食べてはいけない!!薄焼きパンケーキの醍醐味は重なっている"空気感"を味わうことなのだ。
パンケーキねたをもう数点。
- アメリカにはIHOP(International House of Pancakes)というパンケーキのファミレスがあり、ここのパンケーキがチープアメリカンな感じでいい。日本にもIHOPが進出した時期があったのだが、近所にあったIHOPは気合いも入っておらずイマイチだった。パンケーキという食べ物は日本人に合わないのだろうかと考えた憶えがある。
- @nakが自宅で使っているパンケーキシロップの推奨品はAunt Jemima Original Pancake Syrup(http://www.auntjemima.com/tradition/syrups.htm)である。日本で見かけないのでアメリカ旅行時には買って帰ってくるのだが、実は現在残り少なくなってきているのだ。東京で見かけたら是非教えてください!
- Silver Dollar Pancakeを御存知だろうか。アメリカの1ドル銀貨をイメージした一口(~二口)サイズの小さい薄いパンケーキ。アメリカのとある出張先の朝食メニューに$4、$8、$12...と"Silver Dollar"(Pancake)の枚数を表していたのを随分高いパンケーキだなと勘違いしたことが記憶にある。この小さいパンケーキをフォークで3,4枚一気刺しして頬張るのもまた美味。
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