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Intelligent Vending Machine

海外からのビジターは必ずといって日本の自動販売機の優秀さに感心する。光る、しゃべる、味を調整できる、一杯一杯ミルを挽く(!)...その多機能ぶり(至れり尽くせりぶり)は設置されている台数の多さと共に驚かれる。そう、我々が普段何気に使っている自動販売機は日本の特徴的な風景であり、世界に誇れるものなのである。
その自動販売機であるが、最新型のカップ式コーヒー自動販売機には砂糖やクリーム、そしてコーヒーの濃さまで調整できるものがあるが、実はこれが苦手なのだ。選んだ商品のボタンを押す前に味の調整を指定しなければいけないのだが、ついつい商品ボタンを先に押してしまうのだ。詰まるところは学習能力がないということなのだが、自分にとっては不自然な順番なのだ。これについて考えていて、ふとこの方法(先に味調整をしてから商品選択する)は欧米人に通用しないのではないかと思い始めた。
すなわちこういうことである...
日本語の場合、「クリームはなしで、砂糖がいっぱい入ったイタリアンコーロースト」というところ、英語の場合は一般的に「Italian Roast with lots of sugar and no cream」という表現になるわけで、欧米人の(言葉の)発想法からすると「商品」→「味調整」という順番で指定する仕組みにしないと違和感を感じるのではないかと思うのだ。いや、コレって飛躍し過ぎだと自分でも思いますし、決して自分が外人だということを言いたいわけじゃないんですけどね。(^^;)

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このページは、@nak(あ)がNovember 11, 2005 12:47 PMに書いたブログ記事です。

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