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99.07%と91%の驕り

昨年新潟中越地震とスマトラ沖地震が続いた中で明日阪神大震災から10年目を迎える。
今週末は地震の恐怖と復興の大変さが多くメディアで取り上げられていた。
阪神大震災発生の夏に神戸長田区を訪れた際には結構ショックを受けた。しかし悲しいかな、ここ二日間画面を通してみる惨状は目から入るものの、地震未経験者の自分の頭には現実に起きたこととしてなかなか入っていかず情けない気持ちになった。昨年9月の瀬戸内(紀伊半島南東沖)地震では沿岸部に津波警報が発令されたにもかかわらず、実際に避難した人の割合は地域内のたった数%だったらしい。「自分に限って被害に合わないだろう」という人間誰しも持っている「驕り」がその要因として挙げられていた。自然災害に打ち勝てるかどうかは自分との戦いなのだ。
ところで朝日新聞(1/16) :「迫る巨大地震」 の記事に以下のようなことが書いてあった。

3/25に開幕する愛知万博。その会場を推定活断層が横切っていることがわかった。(中略)政府の地震調査委員会による予測をもとにすると半年の会期中に地震が起きる確率は0.03%
琵琶湖の西岸を南北約60キロ連なる活断層「琵琶湖西岸活断層」。マグニチュード(M)7.8程度の地震が30年以内に最大9%の確率で起きる。
0.03%、9%という数字は凄く高い確率だと思うが、どうだろう。
今NHKスペシャル:『阪神淡路大震災10年・「マンション再建・住民の選択」』を見ている。響くまで現実を直視したい。

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このページは、@nak(あ)がJanuary 16, 2005 9:38 PMに書いたブログ記事です。

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