日産自動車 : 「今年度の国内販売モデル6車種を一斉に披露」
メーカーがその年発売するモデルを一気に発表するのはアメリカでは良く行われていることであるが、日本メーカーとしては初めて(?)でありアグレッシブである。日産のSHIFT_○○ : それは「既成の概念や古い価値観、常識を変革し、さらに新しい価値を提供する」というメッセージだそうだ。
そのメッセージの表れなのであろう、発表された新車には全車新しいモデル名が付けられている。
NOTE、LAFESTA、TIIDA LATIO、FUGA、TIIDA、MURANO
それぞれの車の特徴を表している車名なのだろうが、以前の幾つかの車名になじみがある世代にはちょっとしっくりこない。車格のイメージが沸かないのだ。革新的な車作りをしながらZやSKYLINEの名前を残すブランドや伝統へのこだわりには好感が持てたのだが、今度はそのブランドを捨てる戦略らしい。
TERRANO、LAUREL、CEFIRO・・・
これらも伝統と革新が伴ったすばらしい名前だと思うのだが。
それにしても最近発表される新車には新たなモデル名が付けられるものが多い。
PASSO、PORTE、VERISA・・・
CORSA、COROLLA II、FAMILIAといった名前を復活させればと思う。