納車して約2週間。そのうち約7日間で750Km走ったPolo 1.2 TSI。現時点での印象(○×)を記す。
- ○:飽きがこないデザイン。シンプルでハンサムな格好に惚れたのも大きい購買理由の一つ。後方デザインが特にいい。
- ○:ウリ文句どおり低回転トルクの厚さは特筆モノだ。車中の軽さも手伝って、体感的にはV6 3000ccの前車と大差ないんじゃないかというくらいモリモリと加速していく。ここ1週間で街中では交通をリードして走り、高速もそれなりに巡航して、山道も何度か登ったが結局2500rpm以上エンジンを回すことはなかった。このエンジンすごいや。とても1200ccとは思えない。
- ○:案外アイドリングが静かである。廻りが少々うるさいと、エンジンが掛かっているかどうかわからなくなるくらいの音だ。
- ×:エンジン音は決してキレイとはいえない。雑でカラカラカラという乾いた音はPoloの車格ゆえ仕方ないか。
- ○:全体的に質感がいい。(当社比)「小型車=それなりの質」という論理を覆す質感だ。(これも購買理由のひとつ)社内外のパネル類の隙間の狭さや、フロントシートのホールド感は少なくとも国産1500cc車より数段いいと思う。質素といってもいいインテリアであるが、運転席に腰を下ろすと一クラス上の高級感を感じて嬉しい。
- ○:燃費は良さそう。公称20Km/Lに対して13~14Km/Lではあるが、エアコンを常時強力に掛けていることを考えるとかなりいい燃費ではなかろうか。平均燃費が表示されているとつい気にしてしまう。
- ○?:ドアが重い。話に聞くVWのドアの重さとはこれかぁと妙に感心。小さいドアにもかかわらず重量感は中型車並み。
- ○&×:ヒップラインが高い。前車が逆に低かったのでなおさら印象を強くしているのだろう。室内の小型化と相まって、包まれ感というかコックピット感は感じる一方、開放感はあまり感じずマイナス。
- ×:四人乗車状態でtikitとBromptonがトランクルームにギリギリで収まらない。ギリギリでな点が惜しい。背もたれのロックを外して少しだけ立てれば収まる。なお通常使用においては何ら問題ない荷室空間である。
- ×:降雨後の水垢が目立つ。濃い車体色は手入れが面倒そう。
結構良く出来ている、そして結構良く走る、高質な(高級ではない)(セミ)ハイパフォーマーな印象だ。
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