2010年のエアチェック

桑田佳祐がFM東京で4時間の深夜生放送ライブをやるというのを小耳に挟んだ。これはエアチェックせねば!と喜んだのもつかの間、冷静になってみれば既にカセットデッキはとっくの昔に処分してしまいオーディオ録音機器がないことに気が付いてがっくりしてしまった。知り合いにメールを送りエアチェックをお願いする有様。
無念を感じながらパソコンの前に座り、せめて生放送を聴こうとradiko.jp(パソコンがそのままラジオ受信機となる「IP(Internet Protocol)サイマルラジオ」の実用化試験配信サイト...民放のAM/FMラジオがインターネット経由で聴ける)を聴き始めて数分経過した時、ひょっとしてと思いgoogleで「radiko 録音」と検索してみるとちゃんとありましたよ、radikoの放送を録音できるソフトウエアが!
早速そのソフト、Radikaをダウンロード・インストールしてみた。デジタル放送の録音という点で著作権の観点で若干疑念を感じつつも、手探りで録音方法を調べているうちに番組も始まってしまったので、設定もそこそこに途中から録音を開始。番組録音完了時に自動でパソコンをスリープさせる設定もあったらしいがそんな設定もタイムリーに設定できず、何かが録音されているっぽい事を確認して床についた。
朝起きてみると、付けっぱなしのパソコンでは朝5時までの番組を過ぎてもまだ録音が続いていた。録音データとして150MB近いFLVファイルが出来上がっていた。とりあえず種データは保存できたらしい。
実は出来上がったFLVファイル(AdobeFlash)をiPhone等で再生できるmp3フォーマットに変換する作業に手間取ってしまったのだが、翌晩には番組を切り出したmp3ファイルを作成することに成功した。早速iTunes経由でiPhoneに転送して連休明けの通勤を楽しんだ次第だ。Radikaの設定を改めて見ると最近のバージョンではFLVフォーマットのみならずAACやm4aフォーマットで録音できるらしいので設定を正しく行えばデータ変換の必要もないだろう。
しばらく遠ざかっていた楽しみが復活しそうである>エアチェック

それにしてもラジオ番組の録音用にカセットデッキを探していた自分の古さを嘆く。大体「エアチェック」なんて言葉を使っている時点で古いのだろうな。最近の若者は「エアチェック」を知っているのだろうか?

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このページは、@nak(あ)がMay 7, 2010 1:51 AMに書いたブログ記事です。

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