先日WBSで世界中の空港会社の平均搭乗率の比較を行っていた。
アメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空等アメリカのキャリアが軒並み80%を超えて順位の上位に位置する一方で、JALやANAの平均搭乗率は60%台で20位前後に沈んでいる。60%台の搭乗率で倒産していない全日空の凄さも印象に残ったが、80%を超える搭乗率を達成しているアメリカのキャリアも凄いなと思った。
しかしこの搭乗率の高さは今回アメリカに飛んできて合点がいった。フライト時間1時間半の乗り継ぎ便に乗ったが、それは乗客数十人の中型機ボンバルディアを満席で飛ばしている。ローカル線では大体こういったreigional jetが使われていて、小型~中型機を駆使することが搭乗率の向上に寄与しているのだろう。一方日本の国内線でフライト時間が1時間半といえば東京~札幌、東京~大阪程度の距離だろうか。これら路線は747や777といった大型機を飛ばしている。最近乗っていないので搭乗率を観察できていないが、常時満席になっているとは思えない。日本のキャリアは国内線の使用機材小型化をもっと加速させるべきでではないのかな。特にJALはジャンボをいっぱい持っているからねぇ。
(4/6 22:53 CDT)
国内線搭乗率
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