ツールド美ヶ原2007

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昨年は病欠でDNSの為、ツールド美ヶ原には2年ぶりの参加となった。
前日の昼過ぎに現地入り。コース試走をした方がいいと思いつつ、どうも気力に身体がついていかなくて言い訳しながら敬遠してしまう。結局この心身チグハクな感じのまま本番を迎えてしまうのだ。実走しないかわりに車でコースの下見に出かける。車で上っても距離が長く感じられてアクセルを吹かしながら翌日を考えてちょっと憂鬱になる。
レース当日は朝から曇天で涼しく、暑さに弱い自分には助かった。8:11のスタートはあっという間にやってきた。緊張感はあまりなく、今年は比較的冷静にスタートできたはずだったが、例年同様最初の坂で大失速。スタート直後の急傾斜は本当に苦手だ。
なんとか美鈴湖までたどり着き、息を整えてからやっとペースが掴めるようになった。しかし集中力が途切れがちで、バテているわけでもないのに気がつくとのんびり走っている。それを歯がゆく思う自分がいて、その度ギヤを上げてはダンシングで前を追いかけては鞭を入れることを繰り返しながら登った。
CP3を超えたあたりからポツポツと雨が降り出し、ゴール手前5Km付近から本降りになってきた。疲労に寒さも加わって足が回らなくなってきた。また、ラスト数kmのダウンヒルではすっかりウエットになった路面にビビッてしまい、思い切り踏み込めないままゴールまで向かうことになった。
ゴールした選手のほとんどが本降りになった雨を避けてレストハウスで暖をとっていた。荷物を受け取って右にならう。この寒さでは恒例のトマトは売れ残り気味のようだ。恒例なので頬張るが、確かに暑い中食べる方が美味しい。しばらくウロウロしているうちに、ゴールしてきた仲間と落ち合うことができた。しばし休憩したのちに、バスで下るメンバーと別れて単独で下山する。本降りの中のダウンヒルとなったが、数週間前に下った雨中の有馬山ダウンヒルに比べれば路面状況も良く、ブレーキへの負担も少なくて、意外に面白かった。しかし転倒を3件目撃するなど、緊張を要する走行であったのは確かだ。
タイムは前回より8分短縮。内心もう少しいいタイムを期待していたが、今の状態ではこんなもんだろう。そもそもタイム短縮を目標にするならばもっとホンキで狙っていって、肉体面はもちろん精神面もどんどん追い込んでいかないとダメ。逆にのんびり楽しむならタイムを気にしちゃダメ。前回に比べて走りに余裕があって楽しめただけに強く思った。
そんな走りは中途半端であったが、レース自体、雰囲気、そして仲間と過ごした週末はとても楽しかった。

p.s. 帰りがけに松本市内の開運堂で買ったドラヤキは餡がずっしり詰まっていて美味かった。

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このページは、@nak(あ)がJune 26, 2007 7:30 PMに書いたブログ記事です。

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