テレビ、必要に応じて見てます。

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テレビは誰もが持っていて、皆がテレビを見ている前提で話されることは良くある。しかし最近ではテレビに限らず携帯電話やインターネットへのアクセス(ウェブやメール)も同様に扱われることが多い。ネット上の話題やあるホームページの内容を知っている前提で話をされたり、毎日メールチェックを行なっている前提で「メールの件だけど・・・」と言われたり。また携帯電話を持っている前提で(その時になれば連絡が取れるからと)曖昧な待ち合わせを指示されることも増えてきた。モノが普及するに従い皆がそれを使っているという間違った前提が生まれてしまうのは仕方ないのかもしれない。
コンテンツ配信という意味においてはネットもテレビも同じくらい影響度は高いと感じる。テレビをぼーっと見る人もいれば、「ネットを始めるとなんとなーく色々見ちゃって時間が経つのを忘れてしまう」という人もいる。携帯電話を片時も離さず、暇さえあれば小さな画面を覗き込んでいる人も多い。これは全部怖いと思うし、注意しないといけないなと思う。メディアに流されず、自分がそれをコントロールすることが大事なのはテレビに限ったことではなく、どんなメディアに接する際にも注意しないといけないことなんだと思う。
テレビは面白いと思う。スポーツやドキュメンタリー、ドラマといった「百聞は一見にしかず」的コンテンツは動画に限るし、その動画配信においては量と画質の面では現時点では他のメディアより優れていると思うし、プッシュ型コンテンツ配信という意味でもその単純さ(イヤならチャンネルを変えればいい)では他のメディアより一日の長があると思う。たまに見るテレビを遠ざける理由は今のところ見当たらない。
テレビとネットは今後もネットと共存していくと思うし、融合することで新しいサービスやコンテンツ、そしてビジネスチャンスを生み出すはずだ。地上波デジタルの出現でそれは加速され、既に技術的には実現されようとしている。しかしコンテンツプロバイダである放送局やネットワークプロバイダが互いを敵対視してメディア覇権争いをしている間は大したものはできないし、どちらかを否定するのもあまり意味がない気がしている。

以下の記事を読みながらまとまりなく思った次第。

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このページは、@nak(あ)がJune 3, 2005 12:15 AMに書いたブログ記事です。

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