"Why don't you google it ?"
今やweb検索する動作をあらわす一般動詞になってしまった"google"は既に辞書に掲載されているそうだ。既に一部の辞書(Oxford English Dictionary、Websterも!)にはGoogleという言葉が掲載されているらしい。
意外なことに、Googleは、「google」を一般動詞として使用することに対して商標上の問題発生を理由に難色を示しているらしいが、ブランドの一般詞化などはこの上ない価値向上と名誉ではないのだろうか。
どうせGoogleはこの世の中の動き(少なくとも一般会話や文章で一般動詞として使われること)に対してどうすることもできないだろうから、ここは素直に喜んでもいいのではないだろうか。商標権を大いに行使して自ブランドに不利な使われ方に厳正に対処すればいい話ではないだろうか。ちなみに日本語の「ググる」の場合、「グーグル」≠「ググる」なので問題にはならないとの見解だが、「ググる」も「グーグルする」も意識として大して変わらない気がするのでなんとも形式的なreasoningな気がする。一般動詞化を歓迎しているようなのでいいのだが。
ちなみにWebster Dictionaryでは「google」という単語は「Googleの検索エンジンを使って(人が)World Wide Webから情報を入手すること」を意味する他動詞と定義されているらしい。
このように定義上は検索一般を指して「ググる」と言うわけではないものの、機械を問わずコピーすることが「ゼロックスする」と言われたように、このままいくと、「Yahooでもググってみようよ。」「Let's google it with Yahoo.」なんて言い方が普及し始めるかも知れない。それはそれで痛快だろうね。>Google様
...なんてことを書いていたら、既にyahoogleというYahoo!とGoogleのマッシュアップなんてものがあるらしい。もう何がなんだか。(笑)
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