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C1 TUNE UP!

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C1 HDD換装/CPU ClockUp計画

Pentium MMX 233Mhz/HDD 3.2GBのC1の保証期間も終わり、Windows98 2nd Editionもちょっと 負荷的にキツイ(かな?)と思い始め、Tune Upを決意。 HDDの換装については実は以前に一度行っている。3.2GB→6.4GBへのupgradeであったが、今回 余裕に任せて12GBのHDDを購入。今回のTune Upの目的は :

- HDD upgrade (6.4GB→12GB)
- CPU clock up (233MHz→266MHz)
とする。
前回のHDD換装時に使用したIBM DBCA-206480は速度は速かったものの、アクセス音が大きく 非常に耳障りであった。今回はToshiba製のMK-1214GAPを使ってみる。
せっかくの機会、分解写真などを撮ってみた。

なお、今回の改造に関しては、 VAIOethicsを参考にさせて頂いた。
-注意-
本内容に基づいて改造やCPU換装などを行われる際には、必ず自己責任でお願いします。 万一改造を行って故障などの重大な損失をこうむることがあっても、管理者は一切の責任を負いかねます。



裏面のネジを外し、keyboard両端の爪を外してkeyboardを分離。フレキを 破らないように注意。

液晶、トラックポインタのフレキを外して、上ケースと下ケースを固定する 爪を外していく。特に後ろ側、液晶画面の下の爪は注意。外しにくい。

モデム - RJ11コネクタを注意して下ケースから外す。次に背面のACアダプタコネクタを外す。 写真右側・・PCカードスロットがある方から、ゆっくりマザーボードを下ケースから外していく。

マザーボードを裏返して、HDDを固定する4つのネジを外す。写真はHDDを外した状態。

PCカードスロットに隣接するCPUファン、ヒートシンクを外す。マザーボードを裏返して、 固定するネジを外す。

CPU横に0Ωジャンパー抵抗を挟んで空きパッドが2つある。(C1の場合) 真ん中のジャンパー抵抗を外して、両側の空パッドにジャンパー抵抗を実装
これでクロックが266MHzにclock upされる。

結果

上記改造後、BIOSにてCPU speed, HDDの認識を確認する。 BIOSは自動認識の結果として画面上にはHDDを8GBと認識するものの、 実際はちゃんと12GBを認識している。自動認識(AUTO)設定のまま FDISKにてHDDのMSDOS領域確保を行ない、リカバリーディスクでOS,ソフトの再インストールを行なう。 (FDISKをAUTO設定の状態で行わないと、Save to Disk領域の確保に成功しない。)
使用感であるが、まずHDDの音が静かである。IBMのものに比べると雲泥の差である。 CPUのスピードアップによる体感スピードは若干向上かな?・・というレベル。 本来C1はpreinstall状態ではWindowsのブート時にロードされるプログラムが多いため、 これらを外していかない限り遅い印象をどうしても受けるように思える。 ただし、ブート後の全体的な速度は若干上がったように思える。 本体、ならびにAC adapterの発熱が若干増えた感あり。